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美しき妖精たちに出会った者の話 2018-08-29 10:37 承太郎☆緑髪の人 ★0★ 666 pv
「妖精」
その姿は己の手により変わる。
銀の髪に青い目、長い黒髪に赤い目…
その者は自在に姿を変えることができる。
その美しさに目を奪われた者は、その者の「操り人形」となるだろう


少し前の話だが、久方ぶりの旅にて、その者に出会った。
最初に出会ったその者は常に優しそうな顔をしており、見る者を癒すという。
その者の存在と存在する場所は、調べ物をしている時に偶然見つけた。
だがこれほどにまで美しいとは…

その者の目は常に同じで、変わることも変えることも出来そうにはない。
だが、美しい金がかった長髪が人を惹きつける。
その者に魅了された私は、その者と話をしてみることにした。
その者は私に力を貸してあげようと言った。
一回目は私側が思い留まりそのまま聖域を後にしたが、二回目に出会った時に、遂に決心を決めその者の力をお借りすることにした。
その対価は恐ろしいほどに高い、私がかつて購入した教会を模したオブジェなんぞ比較にならぬほどだ。
だが、魅入られてしまっては仕方がない。後には退けなかった。

しばらくして、新たなる者が現れた。
その者は目も変わるという。早速聖域へ向かう。
その者もまた美しき姿をしていた。何でも、新たな力を持った妖精らしい。
私は決めた。また交渉し、その力をお借りする、と。
交渉は成立し、私はその者の力をも手に入れた。

それからすぐ、その力を持つ者に近しい者が、聖域に眠っているというのでまたもや聖域へ。
眠るは妖精、静かに契約の時を待っていたようだ。
私はその者の力をお借りすることに決めた。何の躊躇もなかった。




妖精たち、美しき姿のまま、虚空に佇む。
その姿は、見る者を深淵に誘うか、遥かなる天空へと導くか、それとも…


私が妖精たちと契約を結んだのは、間違いとなるか、それとも正しき道となるか。

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